朝から、皮張り作業です。日曜日に張り上げたのですが、どうも張り上げた音が気に入らんのです。湿気を飛ばすよう、しばらく置いていたのですが、やはり音が気に入った音に上がってきません。お客様もプロの演奏家、これでは満足されるはずがありません。勿体ないけど、この皮は諦めてやり直しです。この皮を張っている時は、かなり張り上げたつもりでしたが、どこかで破けるのが怖くなり、際どいところでの攻めが足りなかったのでしょう。張っていて、やはり「バン!」という音とともに皮が破けるのは、張り手からすると心臓に良くない。この最後の一(ひと)張り、一(ひと)上げ、が緊張です。皮の表面を見ながら、そして親指で皮の表面を押しながら、どこまで攻められるか?がコツです。そういう意味では、メンタルです。びびってしまったら、おしまい。破ける寸前まで攻めて、そこでやめる。朝から、嫌な汗かいてます。(笑)
皮の表面で、ダキと呼ばれる部分(毛穴)が開いて来るのも、一つの張り上げの基準です。薄い部分なので、気をつけないと、ここから破けてしまいます。
さて、ここからが勝負です。時間をかけて張り上げていきます。
Wish me luck!
コメント
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